年の瀬も迫る中、まんが雑誌はたいてい合併号などになってお休みになりますが、今週のジャンプ+(プラス)の更新で篠原健太「彼方のアストラ」が完結しました。
感動の大団円! 同作はサマーキャンプの最中、事故に遭って宇宙に放り出さた9人の少年少女が、偶然乗り込んだ宇宙船「アストラ号」で故郷を目指すというお話です。
(1話の表紙。なんかすごく懐かしい感じが……)
これがドがつくほどの正統SFなんですよ。漂着する惑星の奇妙な生態系に巻き込まれて危機に陥ったり、メンバーの個性的な能力でそれを乗り越えたり。
それぞれのキャラクターも腹に一物秘めていたり、意外な関係性が明らかにされたり。
で、作者は「スケットダンス」の篠原健太です。スケットダンスを読んだ方には思い当たるであろう、ドビックリな展開も待っています。これについては多くは語らないというか語れないというか、いいから読めよ! としか言えません。
最終巻は5巻で来年発売になるということです。全5巻でサクッと読める名作ですよ。おすすめ。