こんな凄い漫画を描く人だったんだ!?
というのが、榎本俊二先生の新作「ザ・キンクス」を呼んだ第一印象でした。
まだ読んでない?
コミックDAYS等で無料で読める分があるので、是非読んでみてください。
ギャグ漫画をベースにしつつも、大胆かつ緻密な画面と、笑っていいんだか何だか良く分からない話運びで、たった10ページ弱のお話しの中に、人間讃歌や家族愛的な何かや日常のちょっとした発見を描き出して、読む前とは全く異なる世界に読者を連れて行く。
これはもはや芸術です。すごい。榎本俊二天才!
「ゴールデンラッキー」のような突き抜けたナンセンスギャグや、「えの素」のような底抜けの下ネタギャグのどちらでもない、新たな榎本俊二先生の世界を是非とも味わっていただきたいと思います。